うつ充

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自分を責める癖を直すには ー自分に課題解決は無理だと考えている場合ー

 

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この記事では自分を責める原因のうち、自分に課題解決は無理だと考えている場合での対処法を紹介します。

 

 

<原因別の対策> 

 
自分に課題解決は無理だと考えている場合
 
このケースでは、現実的な課題を抱えていて「解決しなければ」と思っているけれども、乗り越えなければならないハードルがあまりにも高く感じるために、「自分なんかには無理だ」と考え自分を責めてしまいます。
 
この場合は、ハードルを一気に乗り越えるのではなく、段階的に下げられないか考えることを勧めます。
 
例として私の高校時代の話をします。
 
中学3年の1年間不登校となり、中学時代の先生のサポートで運よく定時制高校に入ることができました。
 
しかし不登校だった私にとって勉強や友人作りに励む明るい高校生活を送ることはとてつもなく高いハードルでした。
 
そこで当時のカウンセラーから
出された案は、
 
学校に行って帰ること
授業中は寝ること
  
というものでした。
 
今振り返るととても良い案だったのですが、当時の私はそれではダメだと考えていました。
 
授業中寝たらテストが
不合格になるに違いない、
授業中寝ているような
暗い奴と友達になりたい人
なんているはずがない
 
と考え、すぐに
受け入れることが
できませんでした。
 
当時の私には他に案がなかったためしぶしぶ従うことにしました。
 
すると予想外のことが起きました。
 
学校に行って帰る、授業中も寝るという低いハードルを何度も乗り越えることで、もう少し高いハードルも大丈夫なのではという自信が生まれたのです。
 
やがて
授業で余裕があった時だけ
ノートをとってみる、
気が合いそうな人がいないか
探してみる
 
といったことにチャレンジできるようになりました。
 
このように少しずつハードルを上げることで「自分には無理だ」という気持ちが減っていきました。
 
途中、気持ちが落ち込む出来事もありましたが、睡眠と筋弛緩法など自分を癒すことを普段より大事にすることで何とか乗り切りました。
 
結果として欠席なく通うことができたうえ、勉強と部活動両方に尽力した生徒に贈られる賞ももらうことができました。
 
部活で知り合った友人とは今でも時々ですが連絡を取っています。
 
このように小さな成功経験を重ねることが、大きなハードルを超える大きな力になります。
 
そのためにはまず
そのハードルを乗り越えるのに
必要最小限のことは何か
考えてみてください。
 
自分一人では難しければカウンセラーなど他の人にも相談してみましょう。
 
そしてもし途中で躓いたら
睡眠や筋弛緩法で
自分を癒す時間を
普段より多く取る
ようにしてください。
 
いつか「自分には無理だ」
という気持ちが和らぎ、
「もしかしたら自分にも
 できるかもしれない」
という気持ちが自然とわくようになるはずです。

 

 

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