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【初心者向け】富士ヒルは完走できる?最遅スタートでも完走できた私の対策とコツ

右上:完走者のみに配布されるフィニッシャーズリング 
背景:ゴール地点である富士山5合目の写真


「富士ヒルMt.富士ヒルクライム)」は、日本最大級のヒルクライム大会として知られています。

 

 

公式サイトなどでは「完走率99%」などと紹介されていますが、初めての方にとっては、

 

「24kmも登り続けられるの?」

 

と不安になるのが本音ではないでしょうか。

 

 

実は私もその一人でした。ロードバイク歴はそこそこあるものの、本格的なヒルクライム大会は未経験。

 

 

しかもエントリーできたのは最も遅い「第7スタート(8:40~9:10)」。完走ギリギリを覚悟して挑みました。

 

 

結果としては、なんとか完走できました。

 

 

この記事では、同じように

 

「初心者だけど富士ヒルに挑戦してみたい」

「完走できるか不安」

 

という方に向けて、私の体験をもとにした準備・工夫・心構えを共有します。

 

 

注意)

筆者が参加した2025年の大会は自己ベストを出す人が続出するほど天候に恵まれました。

 

来年以降、挑まれる方は、この記事で記載されている内容以上に入念に準備することを推奨します

 

 

なお、「富士ヒルは初心者向けなのか?」という点についての詳しい考察は、以下の記事にまとめていますので、よろしければあわせてご覧ください。


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富士ヒルってどんな大会?

 


富士ヒルこと「Mt.富士ヒルクライム」は、富士北麓公園から富士山5合目まで、距離約24km/標高差1249mを駆け上がる大会です。

 

 

平均勾配は約5.2%。ゴール地点は涼しく、天候によっては冷えることもあります。

 

 

初心者向けと言われる理由のひとつに「タイム計測と制限時間がゆるめ」という点があります。

 

 

第7スタート(最も遅い組)でも、制限時間は3時間あり、時速8kmペースでも完走が可能。

 

 

さらに歩くこともルール違反ではないため、「登山のつもりで挑戦する」という気持ちもOKです。

 

 

参加には事前エントリーが必要で、毎年2月頃に受付が始まり、6月に本番を迎える流れ。

 

 

大会の約10日前に参加票のメールが初参加の人向けの動画へのリンク付きで届きます。

 

 

なお、初参加者は第1〜4スタートが選べず、第5〜7スタートのいずれか抽選で選ばれる点は要注意です。

 


👉大会公式サイトはこちら

 

 

 

完走に必要な装備と自転車選び

 


ヒルクライムでは「軽さ」がとにかく正義。

 

 

私が使用したのはTREK Emonda SL5(約8kg)というカーボンロードバイクです。

 

 

 

アルミフレームのエントリーモデルで挑戦している方も見かけましたが、後半の勾配区間で苦戦している様子でした。

 

 

完走を目指すなら、できれば8kg前後、最低でも9kg以下をおすすめします。

 

 

レース当日は以下の持ち物をこちらのタイプのバッグに入れて臨みました

 

 

 

✅自転車用ドリンクボトル

 

 

筆者は水でしたが、スポーツドリンクやBCAA入りのもの推奨

 

こちらのボトルは、先端を引っ張った状態でへこませると中身が出る仕組みですが、引っ張ったまま逆さにしても中身がこぼれません。

 

 

そのため先端を元に戻す必要がなく重宝しました。

 

 

4合目には無料の給水所がありますので、半分だけ入れておくことで軽量化をはかるのも手です。

 

 

✅補給食

 

 ジェルやBCAAやクエン酸入りのものなどを2本以上

 

 

✅パンク修理一式

 

 携帯工具・タイヤレバー・替えチューブ

 携帯ポンプ or CO₂ボンベ

 

 

✅現金

 

 4合目で自販機を利用する場合、200円ほど

 

 

荷物は極力軽く、ウエストポーチやサドルバッグに収めるのが理想です。

 

 

また、ウェアも重要。吸汗速乾・通気性の高いジャージとビブショーツを選びましょう。

 

 

加えて、100均のレインポンチョもあると、スタート直前まで並んでいるときに、雨や寒さをしのげるため重宝します。

 

 

 

宿泊先の選び方

 


完走を目指すなら、「前泊」は必須。

 

 

私は富士吉田市内の自転車持ち込みOKの民宿に宿泊しました。ポイントは次の3つ:

 

 

✅自転車をメンテできるスペースがある

 

 前日が雨でも当日万全な状態で臨めます

 

 

✅荷物の一時預かりに対応している

 

 会場まで自転車で行く場合、

 受付会場に行く前に荷物を預けることで

 会場までの上りで体力を温存できる

 

 

✅早朝チェックアウトが可能

 

 最も遅い第7スタートでも8時40分スタートのため、

 朝7時にはチェックアウトできる必要があります。

 

 

前日の受付で会場まで自転車で向かう場合は、会場までの上りで体力を使います。

 

 

そのため、なるべく受付会場に近い宿を選ぶと移動が楽です。

 

 

 

前日の過ごし方

 

 

前日の受付は早く済ませるのがおすすめです。

 

 

特に今回は前日雨になり、メンテの時間が追加で必要になりました。

 

 

それでも夜8時には就寝し、翌朝に備えることが出来ました。

 

 

雨に限らず、トラブルが起きてもメンテの時間を確保できるように早めに受付を済ますことをすすめます。

 

 

前日に預ける五合目行きの荷物では、防寒具は必須。

 

 

加えて、五合目で温かい飲み物などを買う場合は、バーコード決済に対応していないケースが多いためカードや現金も入れておくと安心です。

 

 

会場で受付と五合目行きの荷物預かりを済ませたら、いちやまマート城山店のイートインで昼食をしました。

 

イートインでは給湯器、コーヒー・ドリンクサーバーなども充実

 

 

食事を済ませたら、ついでに夕食と翌朝の食事も調達し、宿に向かいました。

 

 

イートインにより食事にかける時間を減らせたため、自転車のメンテに時間をかけることができました。

 

 

 

当日の過ごし方

 

 

当日は会場のトイレが混雑するため、スタート30分前には到着できるよう、朝起きる時間を調整しておきます。

 

 

筆者の場合、朝ごはんは、消化にかかる時間を考慮し、3時間前の5時半におにぎりとインスタントの春雨スープ、ウィダーインゼリーで済ませました。

 

 

炭水化物中心の軽く・消化の良いものにしておきましょう。

 

 

会場に着いたら係員の誘導に従い、荷物を預け、トイレを済ませます。

 

 

「第〇スタートの整列、始まりました」という係員の呼び出しがあったら、自転車を持って整列します。

 

 

筆者の場合、呼び出しがあってから走り始めるまで40分近くかかりました。

 

 

このため、並んでいる間、寒さや雨をしのぎたい場合は、ポンチョを預けないようにするといいでしょう。

 

 

 

レース中、完走のために意識した点

 


私が第7スタート(最遅)で完走できた理由は、ズバリ無理なく登る工夫をしたからです。

 

 

特別なヒルクライム練習はしていませんでしたが、一番軽いギアを使って、苦しくなったら潔く降りて歩くというスタンスで臨みました。

 

 

ポイントは時間配分です。24kmを3時間で走る=1時間で8kmのペース。

 

 

これを頭に入れておけば、焦る必要はありません。

 

 

1kmごとに標識が立っているので、「今どのペースで進んでいるか」がすぐにわかります。

 

 

また、実際に走ってみてわかったのは「歩いても意外と進む」ということ。

 

 

時速4kmほどで歩けば、登り坂でもそれなりに距離を稼げます。

 

 

途中で足がつりそうになったら無理せず歩き、息が整ったら再びペダルを回す。

 

 

この“歩き挟み”スタイルが初心者には非常に効果的です。

 

 

普段ヒルクライムをしていない人は、「引き足」を意識すると足の疲労が分散されて楽になります。

 

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さらに、こまめな補給もパフォーマンス維持に重要です。

 

 

「ペース配分・歩き活用・補給の3つ」を意識すれば、初心者でも十分完走を狙えます。

 

 

 

フィニッシュ後の注意点

 

筆者の場合、最後の第7スタートだったこともあり、5合目での滞在時間はわずか5分程度でした。

 

 

さらに5合目限定のメロンパンのある売店へ直行してしまうミスもしてしまいました。

 

 

そのため5合目までの荷物を受け取ることができず、寒さで体が震えるレベル。

 

 

ゴールしたら、ゴール地点から左手に下った先にある駐車場で荷物をすぐに受け取ることを強く推奨します。

 

 

 

最後に:初心者でも完走はできる。でも「無理しない勇気」も大事

 


私が完走できたのは、軽量バイク・歩きも視野に入れた走り・装備の準備があったからこそです。

 

 

ヒルクライム=上り続けなきゃいけない」という思い込みは捨てて、時には歩いてもOKという柔軟な考えが、完走のカギになりました。

 

 

歩いたからといって負けではありません。

 

 

ただし、どうしても体調が悪かったり、トラブルが起きたときはリタイアする勇気も必要です。

 

 

初心者にとって一番大事なのは、「また来年も挑戦したい」と思える体験をすること。

 

 

無理せず、でもあきらめず。富士ヒルは、そんなチャレンジにぴったりの大会でした。

 

 

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