
「外に出たい気持ちはある。
けれど、怖い。気力もない。——」
この記事は、そんな風に感じているあなたに向けて書きました。
私自身、うつ病と診断された直後は、一日中ベッドから動けず、昼夜逆転の生活が続いていました。
でも、ゆっくりと、少しずつ、できることが増えていきました。
気づけば「ちょっと散歩してみようかな」と思える日も出てきて、外に出ることが回復のきっかけになることもありました。
今回は、うつ病の私が実際に「ちょっとだけ動けるようになった」経験から、外出への一歩を後押ししてくれた趣味を6つ紹介します。
体験談も交えているので、「自分に合うかも」と思えるヒントが見つかるかもしれません。
🔸ちなみに、「布団から起き上がるのもしんどい…」という段階の方には、無理せずこちらの記事を先に読むことをおすすめします。
精神科医・樺沢先生のおすすめ趣味
精神科医・樺沢紫苑先生は、ご自身のYouTubeチャンネルで「メンタル疾患に効果的な趣味」について解説されています。
特に以下に該当する趣味が、回復を後押しするとされています。
✅集中できること
✅手作業であること
✅特に中等度の運動がおすすめ
これらを満たす趣味の例としては、
📌料理
📌自然の中で過ごす(散歩や公園での休憩など)
などを挙げられています。
🔗 動画はこちら
私の体験談
私がうつ病を患った当初は、毎日突然涙が出たり、昼夜が逆転して布団から出られなかったりして、趣味どころではありませんでした。
そんな私が少しずつ変わっていけたのは、カウンセラーとの関わりが大きかったと感じています。
最初は「趣味なんて無理」と言っていた私に、「こんな趣味はどう?」と提案してくれたことがきっかけで、ほんの少しだけ、外の世界に目を向ける余裕が生まれました。
今この記事を読んでいるあなたも、きっと外に出る気力がわかない日があると思います。私もそうでした。
だからこそ、次の章では「外に出たい」と思えるきっかけになった趣味を、いくつかご紹介します。
私がおすすめする、外出を後押ししてくれる趣味
①ひなたぼっこ
日光を浴びることでセロトニンが分泌され、リラックス効果も得られます。
外に限らず、部屋の中でもOKです。
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②外ごはん
ごはんといっても弁当ではなく、お気に入りのドリンクやおにぎり、インスタントラーメンなど手間のかからないものでOKです。
筆者はよくインスタントココアを持っていき、公園でひなたぼっこもします。
食べる場所が外になるだけで贅沢な気持ちになれます。
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③ポケモンGO
長時間のプレイがしづらい仕組みなので、ほどよく切り上げられるのもメリットです。
「歩くためのアプリ」ではなく、「楽しみながら外出できるきっかけ」として活用してみてください。
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④料理
料理は節約になるうえ、食材を買うのに外に出る必要があるため「自分で生活している感覚」も得られます。
とはいえ今まで料理の経験がない場合、非常にハードルが高く感じることと思います。
しかし調理時間が10分以内の料理も意外とあるため、体調が良い時にチャレンジしてみることをすすめます。
どんなレシピが良いか迷う場合はこちらの記事をご覧ください。
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⑤サイクリング
歩くのは億劫、という場合でもサイクリングなら気軽に遠い場所まで行けます。
徒歩や車では気づかなかった穴場スポットもサイクリングなら見つけられることもあります。
天候に左右される、タイヤに空気を入れる必要がある点を考慮しても試してみる価値はあります。
もし冬でサイクリングはつらい、という方はこちらの記事を参考にしてください
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記事で紹介した趣味リスト
「色々読んだけど、結局どれが自分に合いそうか分からない…」
そんな方のために、これまで紹介した趣味を気軽さ・外出効果・メモ付きで一覧表にまとめました。
| 趣味 | 手軽さ | 外出効果 | メモ |
|---|---|---|---|
| ひなたぼっこ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
部屋の中でも◎。
|
| 外ごはん | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
お気に入り飲料でもOK。 保温ボトルが便利 |
| ポケモンGO | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
ゲーム目的で外出できる。 短時間でも◎ |
| 料理 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
買い物が外出の一歩に。 簡単レシピから始めると◎ |
| ガーデニング | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
ベランダや玄関先でもOK。 植物に触れることでリラックス |
| 自転車 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
装備が必要だが、風を感じる だけでも気分転換に |
それでも気力がわかないときは?
それでも「無理…」「気力がない…」と感じる日は、自分を責めずに、まずは休むことが大切です。
私自身、うつ病は波があるため、何もできない日があって当然だと思うようになってから、少しだけ気持ちが楽になりました。
うつ病は「頑張れば治る」ものではないので、調子が悪い日は“心の骨折”の日と同じくらい、大切にしていいんです。
スマホで好きな音楽を聴く、刺激の少ない動画を観るなど、「外出の手前」のステップからでも十分。
自分にやさしく、できることからで大丈夫です。
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まとめ:ゆっくりでいい。少しずつ、でいい
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
趣味に取り組む中で「今日はつらい」「やっぱり無理だった」と感じる日もあると思います。
それでも、ゆっくり、あなたのペースで構いません。
精神科医やカウンセラーに相談しながら、焦らず、少しずつ。
そして何より、あなたはひとりじゃありません。
私も、かつては「何もできない自分」に絶望していました。
でも、今こうして記事を書けるまでになったのは、「ほんの少し動けた日」の積み重ねのおかげです。
あなたにも、そんな日がきっと訪れます。
その日のために、この記事が少しでも力になれたらうれしいです。
本ブログのリラックスカテゴリでは、ほかにもうつ病の方がリラックスするのに役立つ情報を発信していますので、ぜひご覧ください!