うつ充

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うつでも充実!ライフハック

うつ病の私が『感謝日記』を1か月実践してみた。ネガティブ思考と対人ストレスへの効果は?

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はじめに:感謝なんて無理…と思っていた私が

 


「感謝が大事」

 

「ポジティブに考えよう」

 

 

――うつ病の人なら、そう言われても素直に受け入れにくいのではないでしょうか。少なくとも私はそうでした。

 

 

体調が悪いときに感謝しろと言われても、むしろプレッシャーに感じることもありますよね。

 

 

そんな私は、精神科医の樺沢紫苑さんと感謝研究家・田代政貴さんの共著『感謝脳』を読みました。

 

 

 

 

すると「これならできるかも」と感じる部分がたくさんあり、以前レビュー記事を上げました。

 

 

utsuju.hatenablog.com

 

その記事で宣言したとおり、実際に1ヶ月試してみることにしました。

 

 

この記事では、うつ病当事者の一人として『感謝脳』の内容を実践し、ネガティブ思考や対人ストレスにどう変化があったかをお伝えします。

 

 

同じような悩みを抱える方のヒントになれば幸いです。

 

 

※これはあくまで私の個人的な体験です。体調に不安がある方は、必ず主治医と相談のうえで取り入れてください。

 

 

 

注意)はじめてこのブログを訪れた方は必ず「【改訂版】このブログについて」をご一読ください。

 

 

 

 

 

 

『感謝脳』ってどんな本?

 


『感謝脳』は、感謝がもたらす科学的な効果と、実践方法をわかりやすく解説した本です。

 

 

本で紹介されているメソッドの中でも、特に取り組みやすいと感じたのが感謝日記です。

 

 

基本のやり方はシンプルで、

 

 

📌毎晩寝る前に、小さなことでもいいので「感謝できること」を3つノートに書く

 

📌それをイメージしながら眠りにつく

 

 

というもの。これを続けることで、脳にポジティブな自己イメージが定着するとされています。

 

 

結果として、ネガティブな感情が減ったり、対人ストレスが和らぐ効果が期待できるそうです。

 

 

私はこの方法を、体調が安定してきたタイミングで無理のない範囲で1か月続けてみました。

 

 

 

ネガティブ思考への効果

 


最初の数日は、「本当にこんなことで変わるの?」と半信半疑でした。

 

 

でも、1週間ほど経った頃から、ふとした時に気づきました。

 

 

📌ネガティブな考えが浮かぶ回数が減った

 

📌嫌なことがあっても、「でもこういう面もあるかも」と考える余裕が生まれた

 

 

たとえば、職場でちょっとしたミスをしたとき、「また迷惑をかけてしまった…」と落ち込む代わりに、「でも次はこうすれば防げる」と冷静に切り替えられるようになったのです。

 

 

これは、夜寝る前に「今日よかったこと」「ありがたかったこと」を思い出す時間が、自分の中にポジティブなフィルターを育ててくれていたのだと思います。

 

 

 

対人ストレスへの効果

 


私がもう一つ効果を感じたのが、対人ストレスの軽減でした。

 

 

うつ病の症状があると、ちょっとした人間関係も気になってしまいます。

 

 

たとえば、私は職場であいさつをするとき、「今声をかけたら迷惑じゃないか」「うっとうしく思われないか」と、必要以上に気をつかってしまい、結局あいさつを控えてしまうことがありました。

 

 

でも、感謝日記をつけ始めてから1〜2週間経った頃、ふと「今日は気持ちよくあいさつできたな」と感じる場面が増えてきたんです。

 

 

相手が明らかに忙しそうなときは控えますが、そうでなければ自然に声をかけられるようになっていました。

 

 

感謝日記の効果か、自分の行動を過剰に否定する気持ちが少しずつやわらいでいったのだと思います。

 

 

「自分の存在が迷惑かもしれない」という思い込みから、「少なくとも悪くはないはず」と思えるようになったことが、心のハードルを下げてくれました。 

 

 

 

実践中に感じた違和感と、私なりの工夫

 

 


ただし、良いことばかりではありませんでした。

 

 

始めて1週間ほど経ったとき、私はある違和感を覚えました。

 


それは、感謝することばかり書いていると、他人から恩恵を受けてばかりの自分に対して、なんとなく情けなさや劣等感のようなものを感じてしまったのです。

 

 

「感謝したいことはあるけれど、自分は誰かの役に立てているのだろうか?」

 

――そう思い始めた私は、やり方を少し変えてみました。

 

 

具体的には、自分が人のためにできた小さなこともあわせて書くようにしたのです。たとえば、

 

 

📌エレベーターで他の人のためにボタンを押した

 

📌道を歩いていて、人に道を譲った

 

📌家族の話に耳を傾けた

 

📌YouTubeの動画に、感謝のコメントを残した

 

 

本当に小さなことです。でも、こうした行動を書き出すことで、「自分もちゃんと誰かのために動けている」という実感が持てるようになりました。

 

 

もし感謝日記を試して、私と同じ状態になった方は、この方法でよくなるかもしれません。

 

 

 

おわりに:同じように悩む方へ

 


『感謝脳』を実践して1か月、私自身のネガティブ思考や対人ストレスに、確かに変化がありました。

 

 

もちろん完璧に改善したわけではありませんし、調子が悪い日は「何にも感謝なんてできない」と思ってしまう日もあります。

 

 

でも、そんなときこそ「今日は頑張って歯を磨けた」とか「布団に入れただけでも十分」といった本当にささやかなことに目を向けるだけでも、不思議と気持ちが落ち着くのです。

 

 

大事なのは、自分に合った形で取り入れてみることだと思います。

 

 

この記事が、同じようにうつ病や不安を抱えている方にとって、「ちょっと試してみようかな」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

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