うつ病を抱えていると、毎日の小さなことも大きなストレスに感じてしまうことがよくありますよね。
そんな時、少しでも気分をリフレッシュできる場所があればと感じたことはありませんか?
私は先日、自然にどっぷり浸りたいと思い、埼玉県にある国営武蔵丘陵森林公園(以下、森林公園)を訪れました。
結果、大満足でした!
その時の体験を、うつ病当事者の目線からお伝えします。
喧騒から離れられる
車や、通りすがりの人を見て、ふと自分はこの人たちのように立派な人間ではない、と感じたことはありませんか?
森林医学の世界的権威で千葉大学名誉教授・医学博士の宮崎良文氏によると、人は、人になってから600万年以上の間、自然環境の下で進化し、自然に対応するように作られているとのことです。
多くの人が都市環境で生活するようになったのは、その0.01%以下、産業革命以降の200から300年に過ぎません。
このため、普段、都市生活で疲れている人が森の中を歩くとリラックスすることは、科学的に見ても正しいようです。
※参考URL
https://www.gov-online.go.jp/hlj/ja/may_2024/may_2024-00.html
とはいえ、ずっと歩き続けると疲れてくるもの。
そんなとき、気温が良ければ、園内にいくつもある芝生で寝転がり日向ぼっこするのもおすすめです。
※虫がいる場合があるので汚れてもいい服、もしくはシートを敷いて
日光と地面という自然の恵みを体全身で味わうことができ、大変リラックスできます。
キャンプ気分が味わえるレストラン
森林公園の展望レストラン(634 Park Café)には、テントや、キャンプ用のベンチなど、空調のきいた室内でキャンプをしている気分を味わえます。
近年、ソロキャンプがブームになっていますが、キャンプ用品を持っていない人でもソロキャンプをしている気分が味わえます。
残念ながら、飲食物を持ち込んでの利用や、バーベキューはできません。
しかしキャンプに興味がある人で、虫も気にせず、天気に関係なくキャンプ気分を味わいたいという人には、絶好のスポットといえるでしょう。
なお、森林公園にはほかにも飲食スポットが随所にあります。
※森林公園公式サイト
https://www.shinrinkoen.jp/?p=we-page-entrylist&spotlist=26065&nav=none
あなたのお気に入りの食事スペースを探すのも楽しいかもしれません。
精神障害者手帳で無料に
こんな素晴らしい森林公園ですが、お値段が気になるかもしれません。
最寄りの東武東上線森林公園駅までの電車代などの交通費はどうしてもかかってしまいます。
しかし精神障害者手帳があれば、駅から最寄りのバス停「滑川中学校」までのバス代は半額に、森林公園の入場料金は無料になります。
都内や埼玉県にお住いの場合、毎週通うことは難しいと思いますが、数か月に1度ほどであれば行ける人も多いのではないでしょうか。
森林公園は遠いという人は
お住まいの地域によっては、森林公園はあまりにも遠すぎると思った人も多いはず。
その場合、以下のサイトでお近くの森林浴スポットを探してみてください。
あなたにも通いやすい森林浴スポットがきっと見つかるはずです。
まとめ
日常の中で感じる疲れやストレスに、自然はとても優しい癒しをもたらしてくれます。
無理をせず、あなたのペースでリラックスできる場所を見つけてみてください。
心が少しでも軽くなるきっかけになれば幸いです。
もし森林浴を楽しんでいる方がいれば、どのように楽しんでいますか?
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